鋼板加工業での受注登録時チェック機能について。
鋼板加工業での受注登録時チェック機能について。
3日連続で快晴の名古屋です。すっかり春めいてきました。
予定通り、4月1日に、花見が出来そうです。
短納期受注を極力人間の手を少なく、誤作業指示を行わないようにする為に、コンピュータシステムで考慮できる事を、下記事例にて説明します。
鋼板材料販売と、加工込みの販売を行っている企業で、組立加工以外の受注に関しては、営業部門にて受注を登録後、即工場に作業指示がかけられるように、受注登録時には、指示ミスを無くす仕組みつくりが必要です。
- 絶対入力できなくするケース(与信限度チェック等)
- 警告のみで入力が出来るケース(各種サイズ、作業組合せ等)
- 直接作業指示は行えず、工場管理部門でチェック後に、作業指示が作成されます。
- 問題の無い受注は、指定工場のプリンタに作業指示書が印字され、製造管理部門での確認をせず、製造に入ります。
- 作業指示書は、図面(必要な場合)と一緒に工場に回ります。
- 材料出庫、切断、以降の工程に進み各工程では着手完成のタイミングでハンディターミナルにて実績を登録します。
そして作業状況は、工程進捗状況問合せでリアルタイムで確認できます。
各種チェック機能で重大な登録ミス、漏れを減らします。
- 与信限度チェックで限度を超えると登録できなくして重大な事故防止ができます。
- 製品形状をイメージ表示させ、サイズ箇所の誤入力が防止できます。
- 母材形状によって可能な作業のチェックを行います。
- 作業区分によって可能な加工のチェックを行います。
- シャー切断時、切断可能サイズチェックを行います。
- 曲げ加工時、加工方法と板厚によって、各サイズ値の矛盾チェックを行います。
以上で、営業部門で経験の少ない人でも作業指示登録が出来、工場部門への負担を減らす事が出来ます。
しかし、完全に防止する事は出来ませんので、システムに頼り切らず、最後は人間同士のコミニュケーションが大切です。
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