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負荷山積と見積時間について
山積、山崩し画面イメージ
- 見栄えする画面でスケジュールが描画され、それをマウスで移動させると他に移動できるソフトが各社から販売されています。繰り返し生産であれが標準機械、時間が決められますので導入は容易ですが、個別受注生産体系の企業様では絵に描いた餅になりかねません。弊社では何とか個別受注型の企業様でも導入出来るべく工夫を凝らしていますが、まずは作業の標準化と、実績時間を知ることではないでしょうか。下記にメタルマイスターの山積迄の過程と山積、山崩しについて説明いたします。
- 受注伝票&部材加工登録時、工程展開を行い、手配必要項目を作成します。
- 作業区分マスタから工程展開を行います。
- 工程マスタ&個別ロジックで標準機械を決定します。
- 見積時間計算テーブル&個別ロジックで見積時間を求めます。
- 工程納期(客先納期⇒出荷予定日⇒工程納期を納期算出テーブルから求めます。
- 上記内部で作成された工程情報の変更は部材加工指示、組立加工指示画面で行います。
- 負荷山積描画
- 対象部門、日付、作業グループ、機械で表示します。
- 負荷の山崩しは、崩したい作番を選択して移動画面を起動させ、日付と機械を変更できます。
- ここで変更した結果はリアルタイムに工程に反映します。
- スケジュール運用の課題。
- 個別受注形態の場合、見積時間の算出が難しい(内部計算)
- いちいち人間系で工程毎の時間を登録できない。
- 結果、積み上げても実際の時間とかけ離れた山積みがされてしまう。
- 対応方法
- 時間をかけて計算式の精度を上げて行く。
- 個々に精度を上げるのでなく、大雑把に全体で積み上げを考える。
- その前に、実際の時間を把握する必要があります。メタルマイスターでは...
- 工程進捗管理で、着手、停止、再開、完成で時間を求められます。
- 作業には複数の担当者が登録できます。
- 作業日報(1日の集計時間)を登録すると、作業者が関わった作業作番に対し、時間を按分します。
見積時間計算用テーブル例
見積時間計算ロジック例
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