ZAIKO
在庫管理について
ハンディターミナルを活用したステンレス板材の在庫管理について紹介します。
管理ポイントとしては
- トレーサビリティ対応で、材料から製品までの現品履歴の把握が出来る事。
- 入出庫業務は出来うる限り、省力化出来る事。
- リアルタイムで入出庫業務が運用できる事。
- 上記テーマをハンディターミナル活用で対処しています。
材料手配処理
- 材料発注処理
- 在庫品の材料を発注登録します。
- 注文書を作成して仕入先に発注を行います。
- 仕入先から入荷予定日、チャージ番号、ロット番号の入荷予定情報が送られてきます。
- 発注明細単位に入荷予定を登録します。
- 入荷予定日を確定登録します。
- 個別に現品No採番します。
- 個々の現品に連絡のあったチャージ番号とロット番号を登録します。
材料入荷処理
- 入荷準備
- 入荷予定表で当日入荷予定表を作成。
- 当日入荷予定分の現品添付ラベルを印字作成。
- 入荷処理
- 入荷した現品と送り状、それと入荷準備で作成した入荷予定表、現品添付ラベルでチェックします。
- チェック後、現品と照合して、現品添付ラベルを添付しながらハンディターミナルで現品添付ラベルをスキャンする事で在庫に入荷される。
- 現品と、現品添付ラベルと在庫入庫伝票が関連付けられました。以後現品Noで材料の履歴が把握できるようになります。
- 在庫管理上では入荷仕入欄に計上されます。
材料出庫処理
- 材料出庫処理方法は母材中心の出庫、作番中心の出庫等各種出庫方法があります。
- 母材中心の出庫とは、出庫母材で複数作番に投入する出庫方法。
- 作番中心の出庫とは、出庫作番に複数現品を投入する出庫方法。
- 出庫時は出庫先の作番と出庫する現品Noをスキャンする事で在庫から出庫して仕掛作番に入庫されます。
- 在庫管理上は仕掛出庫欄に計上されます。
残材戻し処理
- 材料出庫処理で出庫され切断後に残材として再度在庫に戻される場合の戻し処理です。
- 親の現品Noをスキャンして情報を取込みます。
- 新しい残材用現品ラベルの現品Noをスキャンして親の情報を継承します。
- 残材のサイズを登録して、在庫に戻します。
- 在庫管理上では仕掛出庫欄にマイナスで計上されます。
移動処理
- 倉庫内移動、倉庫間移動があります。
- 移動元の倉庫、置場を登録。
- 移動先の倉庫、置場を登録。
- 移動する現品をスキャンして移動します。
- 在庫管理上では移動出庫欄にプラスとマイナスで計上されます。
棚卸処理
- 一括棚卸処理と個別棚卸処理があります。
- 棚卸準備処理(一括棚卸処理)
- 現時点での現在庫で指定した倉庫の帳簿在庫を確定します。
- 実地棚卸処理
- ハンディターミナルで置場毎に棚卸を行います。(現品をスキャンするだけです)
- スキャンされた現品はリアルタイムで棚卸実績に集計更新されます。
- PC画面からも棚卸の登録が出来ます。
- 棚卸確定更新処理
- 棚卸確定更新を行なう事で棚卸差額は棚卸調整欄に計上されます。
- 棚卸確定更新を行なう事で棚卸差額は棚卸調整欄に計上されます。
- 棚卸準備処理(一括棚卸処理)
個別在庫管理帳票画面集
■ 在庫管理帳票画面はこちらから
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