受注登録で作業指示を行う為に、システムで考慮する事。
受注登録で作業指示を行う為に、システムで考慮する事。
先日、近所の花屋で、ボケと桜の鉢植えを買ってきました。
ボケは開花間近です。
本日も昨日に続いて、板材加工事例について書きます。
昨日は受注登録時の矛盾データのチェックを行って、クリーンデータのみが、作業指示がかかる旨、説明しました。(組立加工は別です)
本日は、製造指示データ作成の内部機能について説明します。
受注登録項目は、下記情報を登録する必要があります。
- 得意先からの受注情報
- 何をいくつ、何時までに、いくらで受注。
- 製造指示情報
- 加工工場
- 作業方法
- 製品サイズ、重量
- 製造工程
しかし製造指示情報まで営業が登録する事は難しいです。
定尺材、単純な角切であれば営業でも登録は出来ますが、
型切、曲げ加工等になってきますと、工場での製造経験者しか受注登録は出来ません。
誰でも標準化された受注データを登録できて、工場に直接作業指示がかけられるようにする為に。
- 作業方法の統一(社内で定義を明確にする必要があります)
- 工程までがわかる作業方法を区分化して、登録します。例えば
- レーザー曲げ加工(型切が必要で、曲げ加工がある)
- シャー曲げ加工(角切で、曲げ加工がある)等々
- 作業方法を登録する事で、画像の作業区分マスタから、工程指示データが作成されます。
- 工程までがわかる作業方法を区分化して、登録します。例えば
- 製品形状の統一(社内で定義を明確にする必要があります)
- 製品の形状をイメージ図化して表示します。
- イメージ図にサイズ位置を表示して(厚、幅、長さ....)サイズの入力ミスを防止します。
- 個々のサイズで矛盾チェックが出来るようになります。
- サイズをベースに計算式を登録しておき、重量計算が行えます。
- 製品の形状をイメージ図化して表示します。
形状を管理するマスター画面です。
以上の機能によってクリーンな製造指示データが作成されます。
組立加工が必要な受注に関しては、受注では製造指示は行えませんので、製造部門にて、子部品から小作番を作成して、製造指示を行います。
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