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材料スクラップについて

070_原価計算

材料スクラップについて

佐治武士作の和式ナイフ

先日楽天サイトから注文したナイフがさっき届きました。
自分は刀剣、ナイフが大好きでアウトドアで使ったり、研いだり磨いたりして見ているだけでも満足です。

今回は佐治武士作の和式ナイフをサイトで発見し、和式ナイフと佐治氏のセンスが気に入ってしまい、とりあえずお手頃のを買ってみました。

ダマスカス鋼も初めてだったのですが、自分としては普通の鋼の方が好みですが、暫く時間がたてば好きになるかも知れませんね。


今日は、母材を切断して製品製造を行う企業で、原価計算の材料費計算について、書きます。

材料費比率が高い材料で生産している企業の場合、材料の歩留まりを向上させることは勿論として、発生したスクラップをどのように管理するかも重要です。

母材を出庫して、原価に占める材料費は製品重量にて計算されます。

そして端材として使える残材は、在庫に戻しいれる事で、次の受注で使う事が出来ます。

しかしスクラップは残材のようにサイズと重量を計測して在庫に戻す事は出来ません。

そのまま材質別に仕分けしてスクラップ置き場に保管して、満杯になった時に、業者を呼んで実測重量で時価にて売却する形態ではないでしょうか。

下記に、材料出庫から切断して、製品、残材、スクラップ迄のイメージにて説明します。
画像の説明
上記イメージの場合

  • 投入母材 400kg
  • 製品重量 250kg
  • 残材重量  65kg
  • スクラップ量 85kg となります。

製品重量は受注時にサイズから計算されています。

残材は計測して在庫に計上します(母材情報を継承します)

スクラップは都度計測して在庫に計上させる事は、現実では難しいです。

上記に書きましたように、スクラップとして売却時に計測した重量を発生スクラップとして、何らかの方法で製造原価あるいは直接売上原価に計上します。

個々の作番の材料費に按分する方法もありますが、どこまで細かく管理すするかは、各企業文化になるのではないでしょうか。

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